よくいただくご質問にお答えします。

よくいただくご質問


1. 電磁波全般

① 離れる ② アースを取る ③ 使用を控える 三つの区別を生活に取り入れることをお勧めします。

アンテナからの電波は直線的ではなく、一定範囲をカバーするように発生しています。
電波をシールドするには、全方向からの電波を遮断する部屋を作るしか方法がありません。
しかしそれは、携帯電話が使用できない(圏外)の環境になることを意味します。
例えば、シールド素材で窓を塞いだとして、それでも携帯電話が使用できるなら、その対策は意味がありません。

電場はコンセントにプラグを差し込んだ時点から発生します。磁場はスイッチを入れた時点から発生します。

電子レンジのマイクロ波が庫外に漏洩することはありません。
むしろ、前面右下のトランスから強い磁場が発生することに注意を払う必要があります。
電子レンジのスイッチを入れたら、そこから1mくらい離れましょう。
発生源から距離を取る(約1m)ことが有効な対策となります。

その方法はお勧めしません。
磁場はスイッチを切っていれば発生しませんが、電場はコンセントに電源プラグを差し込んだ時点で発生するからです。
つまり、スイッチがオフであっても、コンセントに電源プラグ を差し込んだままでは、電場はホットカーペットの全面に伝播している状態です。
ホットカーペットを事前に温めてご利用の際は、電源プラグを抜くことがお勧めの方法となります。

2. 電磁波測定サービス

送電線から60mほど離れていれば、問題ないレベルと考えられます。
ご心配な場合は、電力会社さんにご相談されてみてください。無料で正確な測定が受けられます。

測定対象は、電気の使用環境において発生する低周波に限定させていただいております。高周波(電波)は対象外となります。
高周波(電波)は、通信機器本体付近では強度が高まるという特性があります。空間では微弱で、屋内外で数値も変わりません。
通話の際は、イヤホンやスピーカーフォンのご利用をお勧めします。通信機器本体を頭部から遠ざけることが対策となります。

1件あたり1~2時間(測定、ご説明、質疑応答)となります。

はい、基準値を超えているところの対策についてアドバイスさせていただきます。

電磁波測定サービスは、家の中の電磁波(低周波)を測定し、対策方法についてご提案するサービスです。
体調不良の原因を明らかにするものではございません。

3. プラグインアース

パソコンと周辺機器がケーブル接続されていれば、パソコンに接続するだけですべての機器をアースできます。
但し、接続機器が多くなればなるほど、電磁波(電場)の減衰率は低くなる可能性があります。

2本の付属コードを同時に接続できます。例えば、同時にパソコンとベッドを対策することが可能です。
但し、ベッドの対策のためには別途アースリネンシーツが必要です。

プラグインアースは、接続した機器や導電性繊維を織り込んだ特殊なファブリック製品の電磁波(電場)を対策する製品です。
コンセントにプラグインアースを接続しただけでは電磁波対策にはなりません。また、家全体の電磁波対策をするものではありません。

電磁波(低周波)は、携帯電話をコンセントに繋いで充電を始めた時点で発生します。発生するのはコンセントに繋いでいる時のみです。
その場合、プラグインアースとの接続によってアースが取れます。携帯電話とプラグインアースを接続するには、別売の「充電兼接続ケーブル」が必要です。
同じ電磁波でも、高周波に該当する携帯電話の電波への対策にプラグインアースはお使いいただけません。
ご参考として、電磁波(高周波)に関して明らかになっている特性をふまえて対策方法をご紹介します。
テレビでも紹介された有識者(神戸市にある小川クリニックの小川院長)による発表です。「通話の際、携帯電話を頭部付近で使用すると脳の血流が5分の1まで下がる。」
また、血流の低下に反して温度が局所的に上昇するのだそうです。その原因は、近づけると「熱作用」が働くという電磁波(高周波)の特性によるものと考えられています。
対策のポイントは、携帯電話を頭部から離して通話することです。そのためにも、イヤホンやスピーカーフォンのご利用をお勧めします。

問題ありません。
プラグインアースは、通常のコンセントのコールドラインを使用してアースができる仕組みです。
ペースメーカー等の機器に干渉することはありませんので、安心してお使いいただけます。

4. アースファブリック

強いアルカリ性や酸性は導電性繊維を損なう恐れがあります。
中性洗剤をご使用いただき、洗濯機の弱水流で洗濯されることを推奨します。

タンブル乾燥(濡れたものを回転させながら温風を当てて乾燥させる方法)は、繊維の損傷につながるおそれがあります。
導電性繊維「 サンダーロン®」の表面にある導電層を損傷から守るためにも、乾燥機の使用はお控えください。

アースファブリックには、導電性繊維「サンダーロン®」が使用されています。そして、「サンダーロン®」の耐熱温度は180℃です。
アイロンをお使いになる場合は、それをふまえ高温にならないようご注意ください。

折り曲げ、裁断、縫製によって機能を損なうことはありません。
サイズが大きい場合はカットして、机の上や椅子など小さいスペースの電磁波対策に用いることも可能です。

アースファブリックは、アースすることによって電磁波(電場)を削減し、静電気を放電するという特性があります。
プラグインアースに接続せず、つまりアースしないで使用すると、かえって電磁波(電場)を強めてしまうことがあります。
かならず、プラグインアースに接続してお使いください。

5. オールアース住宅

オールアース住宅の部材である特殊繊維(導電性スパンボンド)は、水や酸素との接触による経年変化を起こしません。
つまり、部材が存在している限り機能性が損なわれることはなく、 オールアース住宅の効果は持続します。

電気の入り口である引き込み点から分電盤までの幹線付近には強い磁場が生じています。
そのため、幹線の経路が居住空間に影響しないよう、建築計画で配慮がなされています。
家の中の屋内配線からの発生はほとんど認められないため、対策の必要はありません。
ごく稀に外部の影響による磁場が計測されますが、残念ながら対策方法は確立されていません。

現在(2020年10月現在)3,000棟の実績の中で、大手ハウスメーカー様の施工実績はございます。
導入についてはおそらく問題ないかとは思いますが、あるハウスメーカー様で例外的に施工できなかったケースが存在します。
「20年間の結露補償をしているため、0.1mmでも厚みが増すと結露の可能性がある。自社の研究所で数年かけて実験をした実証データが無い部材は使用できない。」との回答をいただきました。
オールアースに使用する導電性不織布の厚さは0.3mmで、内壁クロスよりも薄いのです。釈然としない回答(理由)であったということを付け加えておきます。

もちろん可能です。
壁の石膏ボードを剥がすような大掛かりなリフォームであれば、導電性スパンボンド(シート)の施工が可能です。
簡易的なリフォームの場合、例えばビニルクロス上にも塗れるオールアースパウダー(珪藻土)の施工が可能です。
リフォーム規模や壁の仕上げ材などから最適な方法をご選択いただけます。
また、床については導電性スパンボンドの施工となります。和室は畳を上げての施工、フローリングはシートの施工後にフローリングを新設となります。
いずれの場合も、効果的なプランをご提示させていただくための事前測定をお勧めします。

ご予算に合わせたプランニングを行いますのでお気軽にご相談下さい。
一つの考え方として、寝室と子供部屋は特に大事です。疲れた身体を癒し、細胞を修復、成長させるのが睡眠の主たる役割だからです。
そういう意味で、睡眠の場は住まいの中でも特別な環境であると考えられます。
住まいのどこにお金をかけるのか、何を優先するのか、よくご検討されてください。

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